№12 / 2024.05.14

オリジナルマスコット、モニのフィギュアを作った。初めてのフィギュア制作だったのだけれど、初心者且つ全工程自宅での作業ということで色々と経験値が増えたので記録として残しておこうと思います。

完成品。

3Dプリンター出力

フィギュア製作にあたり、まずはどの方法で何の素材を用いるか…の話になる。今回はFDM方式の3Dプリンターで出力したABS樹脂製にした。

(「自宅環境でフィギュアを作ってみよう」という企画(?)から始まっているので、プリンターは光造形ではなくFDM方式を採用しています。)

出力されたモニたち。プリンターの特性上、細かな積層がある状態。

ここから表面処理、塗装を施して最終的に記事1枚目の状態にしていく。

表面処理

無謀にも「ツルツルのフィギュアにしたい…」という高い理想を掲げてしまったため、表面処理をかなり頑張らないといけなくなりました。

私の知識が浅い+かなり家族の手を借りているのでザックリとしか書けないが、試作を重ねる中で今回は溶剤で樹脂を溶かす方法をメインで使うことにした。

試作時点では出力品をそのまま溶剤を気化させた密閉容器に入れていたのだけれど、積層の具合で均等に溶けなかったため事前に目立つ部分は削っている。

大きな積層を削り、溶けにくい部分は事前に溶剤を直塗りしておく。
処理後、積層が溶けて表面が滑らかに。(写真手前) /
気になった箇所を細かい番数で更に削る。(写真後方)

写真手前時点である程度ツルツルにはなったものの、もっと綺麗にしたい欲が出てしまったため削ることに。

凹凸が出てしまった部分はパテで埋めている。奥に映り込む試作のモニ。

塗装

黒で塗る前に表面処理を兼ねてサーフェイサーを吹く。表面処理パートが長かったのもあり、ここまで来ると完成がイメージできて嬉しかった…。サーフェイサーを経て見えてくる段差もあるので、この段階でもまた削ったり埋めたりしている。立体造形をしている全ての人に尊敬の念がたえない。

サーフェイサー後の灰色モニ。

ボディの塗装はエアブラシを用いた。試作段階で色々試してみたところ、質感がツヤツヤすぎてもマットすぎてもピンと来なかったため、今回はセミマットを採用。

塗装直後(左)とサーフェイサー段階(右)。

目・口部分は面相筆で手塗りする。久しぶりに修正が難しい状態のアナログ描画をしたので「そういえば集中ってこんな感じだったな…」と頭の片隅で思いながら作業をしていた。

目と口が入ると一気に雰囲気が出た。画竜点睛ってこういうことなのかもしれない。

完成

試作から含めると長い道のりだったものの、遂に完成。初めてのフィギュア製作とはいえ、環境的にかなり恵まれていたので自分でも満足のいく仕上がりになったと思う。

2次元でしか存在しなかったマスコットキャラが立体になるのって本当に嬉しい〜。

今回のモニを再生産する予定はないのだけれど、いつか別の方法で違うポーズのモニフィギュアを作ってみたいなと考えています。(未定)


完成したフィギュアは5/26開催のコミティア148で頒布予定です。是非実物をご覧いただけたら嬉しいです!

台座も3Dプリンターの造形品。パッケージもこだわりました。

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